マックのテーブルスタンドの仕組みについて深堀りしてみた

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先日、普段はあまり利用しない店舗のマックに行った所、セルフオーダーのタッチパネルがあるお店で
商品を選んだら、番号の書いてあるテーブルスタンドを持って好きな席に座ってね。というシステムが導入されていました。

目次

セルフオーダーがめっちゃいい

モバイルオーダーでもテーブルに運んでもらうことは出来ますが、細かなカスタマイズは行えません
ですが、この店頭のタッチパネルオーダーでは、ド定番の氷抜きから、別料金になりますがハンバーガーのカスタマイズまで行えます。(具材追加など)
レジだと言いにくいカスタマイズも気軽に行えるのがいいですね、自分のペースで決める事が出来るのも嬉しいです。全店舗に導入して欲しい、、

店内で食べる場合は、横にあるテーブルスタンドを取ってその番号を入力してくださいと指示されます。
今回はこのテーブルスタンドについて色々と調べてみました。

マクドナルドカラーに大きく数字がある、ごく普通のテーブルスタンド。

でもよくみると、技適だけでなくCEマークやWEEEマークなど電子機器でよくみかけるマークが記載されたシールが貼られていました。

また、無線関係の認証もあるためこれは電波を発しているもしくは受信しているなにかという事になります。
他国の認証マークもあり日本だけでなく海外の店舗でも利用されているのかな?という予想も出来そうですね。

深堀りしてみた

まずは、技適の認証検索から行ってみました。

検索をかけてみると、Microchip Technology社のRN4020という物が内蔵されているようです。
この型番で検索してみると、BLE(Bluetooth Low Energy)のモジュールであることがわかりました。

BLEとは低消費電力での無線通信を実現するために設計された技術です。
どうやらBluetoothでどこかと通信しているようです。
まぁ常識的に考えて、厨房などと通信しお客さんがどこにいるかをパッと探すための物でしょうね。

お店側は、間違えて別のお客さんに運んじゃった!とか、どこにいるか探さないと、、とかを防げますし、お客さん側は席を先に取れますし、お店に入ってすぐに座れるというメリットがありますね。
このような仕組みはどんどん増えていったら面白いなと。


ここからは推測も混じりますのでそういう考えもあるんだ程度に読んでください。

どのような時に通信するのかは未知数ですが、BLEを応用していることは確かです。

では、Bluetoothでどのようにしてどの席を座っているのかを割り出すのかという疑問が出てきますよね。
Bluetoothといえイヤホンのイメージが強いと思いますが、色んな事が出来る便利な物です。

RSSIを使っているのかなぁというのが個人的な見解です。RSSIとは電波の強度をもとにデバイス間の距離を推定する為に使われるやつです。信号が強ければ距離は近く、弱ければ遠いと判断する感じですね。

正確には割り出せませんが、大まかな位置がつかめればあとは該当のテーブルスタンドの番号を探すだけなのでこれだけでもかなり便利になるのではないでしょうか。

実際にRSSIを試してみよう

RSSIはスマホで簡単に体験できます、無料のアプリですがBluetoothが繋がっているけどスマートウォッチやイヤホンがどこにあるかわからん!という時に結構便利だったりするアプリです


https://play.google.com/store/apps/details?id=dev.egl.com.intensidadbluetooth&pcampaignid=web_share

これもRSSIの仕組みですね。

BTのコンポに接続して移動してみました。
RSSIの値が変化して、Approximate distance(おおよその距離)の値も変動しています。

充電はどうだろう?



名前のとおりBLEは少しの電力で動けますので、当分の間充電不要です。
数ヶ月とかも全然いけます。
いつかは充電が必要ですが、毎日とか毎週とか充電しないと!となる必要はおそらくないのかなと考えらます。

これは完全な推測になりますが、お客さんがタッチパネルでテーブルスタンドの番号を入力したら
その該当のテーブルスタンドと通信を開始という仕組みだったらより電池持ちは向上しそうですね。




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