今回は、おぐされ病になってしまった金魚のオランダ獅子頭をグリーンFリキッドで治療を行ったときの記録をご紹介します。メチレンブルーとの違いや実際に効くのかどうかついて紹介できれば良いなと思っております。
あくまで参考、個人の意見、見解として読んでいただくようお願いします。
本記事の一部またはすべての内容に基づいて行われる治療や行為によって生じる損害については、著者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
同意頂ける方のみこの先をお読みください.
飼育環境・金魚プロフィール
まずは、飼育環境と該当の金魚についての紹介です。
飼育環境
50cm水槽に上部フィルターを設置して、オランダ獅子頭4匹が暮らしている水槽です.
24時間暖房がついている部屋においてあり温度変化もそこまでなかったと思われます、水槽用ヒーターは入れていません。
サイズを調整出来るタイプの上部フィルターで結構オススメだったり。。

餌は朝に3日に1回フレーク状の物を与えていました.
真冬でしたので、ペースを落として水替えは月に1回半分ほど
金魚プロフィール
飼育年数 | 1年 |
性格 | おとなしい方 |
グリーンFリキッドについて
グリーンFなんちゃらは、金魚を育てている方なら誰もが聞いた事のある薬の名前だと思います。
しかしながら、グリーンFと一口にいってもゴールドやらクリアやら種類が色々ある上それぞれ効能が異なったりと非常に紛らわしい。。。
おそらく、どのサイトでもゴールド顆粒を勧めていると思うのですがアレ中々売ってないですよね。
店舗で見かけた事はほとんどありません.Amazonでも取り扱いがなく今すぐ欲しい!という時に中々困る感じです
店頭によく置いてあるのは、グリーンFリキッドとメチレンブルーだなという印象です。。
大雑把に言えばメチレンブルーとグリーンFリキッドの違いはアクリノールが入っているかどうかです。
アクリノールとは、殺菌剤です、どうせ買うなら個人的にはグリーンFリキッドがオススメですね
なんかあった時のために1本買っておくと安心です。
そんなグリーンFリキッドですが、店舗にこれしか販売されていなかったのでこちらを購入しました
家にメチレンブルーはあるのですが、アクリノールに期待を込めての購入でした。
治療方法、環境
規定の希釈倍率で0.5%の食塩水を用いて、30㎝水槽に6L入れて薬浴
エアーレーションのみ行い、3日に1回半分水を交換
遮光は行わず、7日目から餌を少量与え食べ残しは取り除く
希釈にはシリンジがあると便利です。少量の為図るのがかなり難しいためこれがあるととても楽ですし
こぼれなくて安心
1日目

薬浴してすぐの写真です.(1月25日)
尾びれが特に症状が進行しており、全体的に感染の疑いがありという状態です。

2日目

病気の進行は止まっていましたが、底の方にじっとしておりあまり動きませんでした。
7日目

ブレてしまっていますが、この時期から泳ぐようになってきており、回復している様子が伺えました。
この頃から少量の餌を与えています。
12日目

ヒレはあまり回復しているように見えませんが、うんちも問題なくしておりかなり回復してきている状態でした。
この頃から水替え時に投薬を中止し0.5%の塩水のみを加水しています。
また塩分濃度も徐々に下げて行きました
16日目

薬、塩もかなり薄まり、ほとんど普通のお水状態です。
水槽の中を泳ぎ回っており、健康そうです、餌やうんちも問題なさそうでした。
20日目
問題ないと判断しましたので、本水槽へ戻しました。
その後再発する事なく元気に暮らしています。
コメント
今回は、発見が遅れてしまい症状がかなり進行してしまいました。
金魚の体力が残っているうちにギリギリセーフで処置を行えたというのが不幸中の幸いだったと思います。
今回は、グリーンFゴールドで回復する事が出来ましたが、グリーンFゴールド顆粒を用いた方が効果が出やすいようです。
ですので、ネットでグリーンFゴールド顆粒を購入し、到着待ちの間はホームセンターなどで購入できる事の多いグリーンFリキッドで凌ぐというのが最適なのかもしれません。
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